歯を失う主な原因をご存じでしょうか？以外にご存じない方もいらっしゃるのではないかと思い、今回はそれについてお話していきます。

◆歯を失う原因の１つ目 ：歯周病
歯を失う原因として非常に多く危険なのが「歯周病」です。無自覚のまま症状が進行します。歯周病は歯をささえる歯槽骨という部分を溶かす病気です。最悪の場合、歯が抜けてしまうことになります。歯がぐらぐらしてきたという方は重度の歯周病になっていることがあります。

◆歯を失う原因の２つ目 ：虫歯
虫歯が進行していくと、歯の神経まで虫歯菌に侵されて根の先に膿がたまっていきます。そうすると歯全体が虫歯に侵されている状態なので歯を残すのが難しいので歯を失うことになります。

◆歯を失う原因の３つ目 ：悪いかみ合わせ
かみ合わせが悪いと、正常な場合であれば歯と歯がぶつかり合って落ちるようなプラークや虫歯菌も落ちずに残存することで虫歯のリスクが上がります。またすでに軽い歯周病だった場合、かみ合わせが悪いことで一部の歯に負担がかかりそれによって歯周病の進行を推し進めてしまう原因になります。よって、虫歯や歯周病のリスクを引き上げることになるので、歯を失う原因になります。

◆歯を失う原因の４つ目： 部分入れ歯やブリッジ
ブリッジや部分入れ歯の留め金部分は、歯を失った部分の両隣の歯にひっかけて使用します。そうすると、そのひっかけられた歯には力がかかり、歯周病の進行を早めたり神経のない歯であれば割れたりして歯を抜かなければいけなくなります。

かみ合わせが不自然になっていなければそのリスクを減らせますが、１００％リスクをなくすことは難しいです。

歯を失わないようにするためには、まず虫歯と歯周病にならないように予防することと、悪化させないで治療をすることです。その次に大切なのが、かみ合わせの改善です。そして、部分入れ歯やブリッジにするときにはその治療のデメリット部分をよく考えて選択することをお勧めします。

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